NFTって何？NFTの基礎知識！NFTを始める前に初心者が知っておくべき事

NFTは2017年にイーサリアムブロックチェーン上で誕生した「CryptoKitties」というゲームが始まりです。

それは…

と長くなる話なので、

ここではNFTを始めて学ぶ人向けに知っておくべき基礎知識を中心にお伝えします。

いきなりですが本題に入ります。

NFTは2021年に入って急速に注目を集めています！！

2021年3月には、Twitter創業者のジャック・ドーシー氏の出品した同氏の初ツイートが約3億円で落札。

テスラのイーロン・マスク氏が出品した音楽作品には約1億円。

8歳の少年が作ったデジタルアートが最高180万円で取引。

坂本龍一氏は、自身の代表曲「戦場のメリークリスマス」のメロディーを
595音に分割した音声データの一部をNFTとして2021年12月に出品

最近では、とんねるずの木梨憲武氏がNFTリリース予定。

キングコングの西野亮廣氏がデザイン監修を手がけたNFTが販売。

話題に事欠かない状況が続いていています。

何かと話題のNFTですが、正直な話…

NFTって何？問題が発生しています。

正直、自分自身も少し前まで

NFT？ん？ノンファンジ…？んん？

となっていました…www

知らないことは学べばいいんです！！

疑問

・NFTって何？

・NFTの特徴

・NFTが注目されている理由

・NFTの将来性

今回は「NFTの基本知識」と「NFTを始める前に知っておくべき事」を解説していきます。

解説を始める前にNFTを知っていく上で仮想通貨は絶対に必要になる通貨です。

NFTを始める場合は仮想通貨を購入する口座を開設が必要です。

こちらもCHECK

: 【ビットフライヤー】ビットフライヤーの口座開設5ステップ！ビットフライヤーのメリット

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2024/8/28

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2024/8/4

ビットコインとイーサリアムを毎日100円積立投資運用実績報告【731日目】

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2024/8/4

イーサリアム投資【ガチホ】実績報告105週目は〇〇円でした(2024年7月14日週)

改めまして、本題に入りたいと思います。

NFTとは、

デジタルデータの

代替えが効かない唯一無二の認証デバイス、データ、資産を認識させる技術です。

次に、

NFT ＝ Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)

ブロックチェーン

について解説します。

NFT ＝ Non-Fungible Tokenとは

NFTは「Non-Fungible Token」(ノンファンジブルトークン)の略称です。

日本語では「非代替性トークン」と訳されています。

非代替性があるということは代替性もあります。

「非代替性」「代替性」「トークン」に分けて説明します。

まずはトークンについて説明します。

トークン

トークンは直訳すると「しるし、証拠」です。

仮想通貨におけるデジタルコインやキャッシュレス決済における認証デバイス、データ、資産のことです。

ということは、トークンは本人であることを示す「しるし、証拠」としての認証デバイスのことになります。

代替性

代替性の代表的なものとして、通貨です。

1,000円は誰が持っていようが、1,000円です。

当たり前の話ですねwww

価値は崩れるようなことはありません。

また、この1,000円を売買に活用することも、交換することできます。

買い物に行って1,000円で1000円分の買い物やPOSAカードの1,000円分の購入と同じです。

※POSAカードはAmazonギフトカードやGooglePlayなどのお店のレジで指定したお金を払って使用するプリペードカードです。

イメージとしては等価交換ですね。

ということは、ここで説明した「1,000円＝通貨」は、代替性ということなので、

同じ価値ということです。

ということは仮想通貨は金額に応じて売買することができるので、

代替性トークンとなります。

非代替性

例えば、通常価格で1,000円で買った写真集があったとします。

その写真集に本人の直筆サインを書いてもらった場合、

その写真集には「唯一無二の存在価値」が付加します。

そしてその写真集が世界に１冊だった場合、熱狂的なファンには数万円以上の価値となります。

「他のものでは絶対に代替ができない価値＝直筆サイン」

「1,000円は1,000円でも付加価値がついているの同じ価値では交換できない」ということです。

一点ものということです。

同じように見えても異なるもの。

これが非代替性です。

NFT

上記の説明よりNFTは「非代替性トークン」なので、

代替えが効かない唯一無二の認証デバイス、データ、資産ということになります。

「代替えが効かない唯一無二」＝非代替性

「認証デバイス、データ、資産」＝トークン

組み合わせて「非代替性トークン」ということです。

従来は、アートや写真などのデジタルデータがコピーや改ざんされることがありました。

NFTの登場によってデジタルデータのコピーや改ざんがしにくくなっています。

NFTはデジタルデータが唯一無二であることを証明できるため、アーティストにとって資産となるだけでなく、その価値を守りながら利益を上げられるのです。

ブロックチェーン

ブロックチェーン＝仮想通貨と思ってください。

ブロックチェーンは元々ビットコインを動かすために開発された技術です。

現在では他の仮想通貨のベースになっているだけでなく様々な分野へ導入されています。

ブロックチェーンを細かく説明するとキリがないので大枠の説明だけをします。

そもそもブロックチェーンって

ブロックチェーンとは「取引履歴（ブロック）を暗号技術によって鎖（チェーン）のようにつなげ、正確な取引履歴を維持しようとする技術」のことです。

「分散型台帳技術」と呼ばれる技術の1つです

主に仮想通貨の取引記録をネット上で管理するために使用されています。

「ブロックチェーンの定義」もあります。

１）「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。」
1) A blockchain is defined as a protocol, or implementation of a protocol, used by an unspecified number of nodes containing Byzantine faults, and converges the probability of consensus reversion with the passage of time to zero.

２）「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。」
2) In a broader sense, a blockchain is a technology with a data structure which can easily detect manipulation using digital signatures and hash pointers, and where the data has high availability and integrity due to distribution across multiple nodes on a network.

出典：日本ブロックチェーン協会

なるほど！そういうことね！！って

なりません…かわからなすぎる…

なので、簡単に要約すると下記の3つになります。

チェックリスト

管理する主体がない
取引記録の改ざんが困難
システムが止まらない

現在の銀行、組織、会社のシステムが中央集権型システムと呼ばれ、ブロックチェーンシステムは別の管理システムです。

管理する主体がない

ブロックチェーンには管理者がいません。

通常は個人間の取引は中央管理者が取引履歴として記録します。

例えば、銀行のATMで利用したQR決済などの取引サービスは提携企業によって管理されています

ところがブロックチェーンの場合は不特定多数のブロックチェーンネットワーク参加者により共同管理をされています。

なのでブロックチェーンは主体となる管理者を不要とし、管理者を分散した仕組みとなっています。

取引記録の改ざんが困難

ブロックチェーンは複数の管理者がいて、全員が同じデータを保有しています。

そのため参加者の誰かが取引履歴を改ざんしようとしても、他の参加者によって不正が発覚します。

ブロックチェーンは「分散型台帳技術」のため、世界中に存在するブロックチェーンネットワーク参加者のパソコンに1つずつハッキングしなけれないけません。

不特定多数のパソコンにハッキングしてデータを改ざんするのは現実的ではありません。

そのため、ブロックチェーンの設計自体を改ざんすることは困難となります。

システムが止まらない

世界中に存在するブロックチェーンネットワーク参加者が稼働しているため、一部の参加者のパソコンがダウンしてもブロックチェーン全体には影響しません。

一般の企業、金融機関などはサーバーダウンをした場合、システム全体が止まります。

ですが、ブロックチェーンはネットワークを稼働させる参加者を「分散」しているので、こういったシステムダウンするリスクも分散できます。

ブロックチェーンのようにシステムが止まらずに動き続けつことを

「ゼロダウンタイム」と呼びます。

NFTの3つの特徴

NFTの3つの特徴は大きく分けて3つあります。

その3つを説明します。

プログラマビリティ

プログラマビリティとは、さまざまな付加機能をNFTのデータに付与できます。

その一つに「転々流通時の手数料」があります。

例えば、顧客が画家から絵画を買ったとします。

そしてその絵画を買った顧客がさらに誰かに売りました。

その際に、顧客同士で売買があったので画家には何も収益はありません。

ですが、絵画をNTFにして「転々流通時に購入代金の一部を支払う」というプログラムを仕込むことで、画家にもそのNFT絵画が売買されるる度に購入代金の一部が収入として入ってきます。

これが「転々流通」です。

この特徴はNFTが持つ特徴の中でも最も重要な要素です。

取引が自由にできる

管理する主体がないで解説しましたが、

NFTは非中央集権のため運営者が存在しません。

ビットコインのように特定のサービスを超えた移転や取引きが可能です。

これはNFTならではの特徴で「取引可能性」と言います。

この「取引可能性」により、自由な取引が可能となっています。

相互運用性

NFTの仕様は共通規格なので、規格に対応したプラットフォームであればどこでも利用できます。

これを「相互運用性」といいます。

相互運用性は、共通規格に対応した異なるゲームでも活用可能です。

NFTが注目されている理由

デジタルアートはこれまで、簡単にコピーされていて、収益化が難しいという問題がありました。

これを解決したといわれているのがNFTです。

NFTとひもづけて販売することで、デジタルアートをリアルな絵画のように、一点ものや限定品として売ることが可能になったのです。

NFTはスマートコントラクトを活用することで、転売などの2次流通時の手数料や取引数を制限し、製作者の収益になるような設定もできます。

そのため、例えば音楽家が、自分の曲を聴くことができる人数を限定し、希少性のあるものとして流通させ、資産価値を上げていくようなこともできる可能性があります。

スマートコントラクトって何？ってなりますよね。

下記で簡単に説明します。

スマートコントラクト

ブロックチェーン上においてさまざまな契約を自動的に行える仕組みのこと。

イーサリアムなどの多くのブロックチェーンでスマートコントラクトの仕組みを利用することができます。

イーサリアムって何？ってなりますよね。

下記で簡単に説明します。

イーサリアム

ブロックチェーン(仮想通貨)の一つで、スマートコントラクト機能を持っています。

多くのNFTはイーサリアム上で発行されている。

ということは、イーサリアムを持ってないとNFTは買うことができないということです。

NFTの将来性はあるのか？

結論、NFTには将来性があると思います。

現在、NFTが最も盛んに使われているゲーム分野は活用の幅が広がっていくと思います。

日本の大手企業の参入

実際、大手ゲーム関連会社のスクウェア・エニックスもNFT事業への参入を発表しています。

こうした大企業がNFT技術を活用するようになれば、他社もそれに追随する可能性が高くなります。

日本のNFT参入企業

GMOインターネット　
UUUM
SBI
KONAMI
Cyber Agent
SQUARE ENIX
mixi
メルカリ
吉本興業
LINE
楽天

GMOインターネット

HP：https://adam.jp/ja
参入時期：2021年8月
NFT関連事業内容：GMOインターネットグループのGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の連結会社であるGMOアダム株式会社は、2021年夏よりNFTのマーケットプレイス「Adam byGMO」を運営しています。

NFTを始めるハードルの一つに、円に対応していないマーケットが多いことがあげられますが、「Adam byGMO」であれば日本円を使ってNFTを購入することが可能なので、初心者の方でも参入しやすいのが嬉しいポイントです。

2022年4月からは、NFTの検索・保有・管理ができるスマホアプリ（iOS版・Android版）の提供も開始しました。

UUUM（ウーム）

HP：https://habet.me/
参入時期：ベータ版は2021年夏より開始
NFT関連事業内容：YouTuberのレーベル会社である「UUUM」が100％出資する連結子会社「FORO株式会社」は、デジタルトレーディングカードのNFTマーケットプレイス「HABET（ハビット）」をリリースしました。

HABETのクリエイターパートナーの中には、皆さんお馴染みのHIKAKINさんやはじめしゃちょーさん、フィッシャーズさんなどの人気YouTuberも参加しています。

SBI

HP：https://sbinft.market/
参入時期：2022年3月
NFT関連事業内容：SBIグループにおいてNFT事業を担う「SBINFT株式会社」は、「nanakusa」という国産NFTマーケットプレイスを買収し、新しいサービスの「SBINFT Market」をリリースしました。

こちらのマーケットプレイスには、好きな価格でNFT作品を販売できる「通常販売」と「オークション販売」の2種類の販売方法が用意されています。

KONAMI（コナミ）

HP：https://www.konami.com/games/memorial-nft/ja/
参入時期：2022年1月
NFT関連事業内容：国内大手ゲーム会社の株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、人気シリーズ「悪魔城ドラキュラ」のNFTをリリースしています。

販売されたのは14点の限定版公式NFTで、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」にて販売されました。

悪魔城のピクセルアートは、なんと約2万6000ドル（約300万円）相当の暗号通貨にて落札され、大きな反響を呼んでいます。

CyberAgent（サーバーエージェント）

HP：https://www.cyberagent.co.jp/
参入時期：2022年
NFT関連事業内容：株式会社サイバーエージェントは、メタバース空間においてNFTを活用したデジタルファッションの研究・企画・制作・販売を行う「Meta Fashion Factory」を設立しました。

今後は、NFTを活用したゲーム市場にも参入すると発表しており、2022年の秋をめどに、アジアや米国などの海外市場を対象に、月間利用者数100万人規模のゲーム開発を目指すとのことです。

今後は独自の暗号通貨による取引が発生するNFTゲームで、自社のゲーム事業を強化するそうなので、今後の動きに注目していきたいですね。

SQUARE ENIX（スクウェア・エニックス）

HP：https://shisansei.million-arthurs.com/
参入時期：21年10月14日
NFT関連事業内容：株式会社SQUARE ENIXは、昨年秋にNFTのデジタルシールである「資産性ミリオンアーサー」をリリースしました。

2022年5月13日に開催された最新の決算説明会では、ブロックチェーンゲームの開発・NFT関連コンテンツの拡大・海外法人設立・独自トークンの発行などといった、複数の施策を打ち出しており、今後の発表にも期待大です。

mixi（ミクシィ）

HP：https://daznmoments.com/
参入時期：2022年春
NFT関連事業内容：株式会社ミクシィとスポーツ専門のビデオ・オン・デマンド・サービスDAZNは、スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」を今年の春にリリースしました。

「DAZN MOMENTS」は、スポーツ選手のスーパープレーやメモリアルシーンの映像をNFTコンテンツとして提供する、日本国内向けのスポーツ特化型NFTマーケットプレイスです。

全てのコンテンツにはシリアルナンバーが付与され、Flowブロックチェーンに記録されます。

メルカリ

HP：https://moments.pacificleague.com/
参入時期：2021年12月23日
NFT関連事業内容：フリーマーケットアプリを展開する株式会社メルカリと、プロ野球パ・リーグ6球団の共同出資会社パシフィックリーグマーケティングは、昨年の12 月から共同でNFT事業に参入しました。

パ・リーグ6球団の記憶に残る名場面やメモリアルシーンを捉えた動画コンテンツを自分だけのコレクションとして保有できる「パ・リーグ Exciting Moments β」の提供を開始しています。

吉本興業

HP：https://nft.line.me/drop/brand/1
参入時期：2022年4月13日
NFT関連事業内容：吉本興業株式会社は、LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が提供を開始したNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」において、限定NFT動画「よしもとNFTシアター」の販売を開始しました。

「よしもとNFTシアター」では、今をときめく人気芸人や、若手からベテランまでの総勢28組54種のコントが販売されています。

今回の動画は全てNFT用に撮り下ろしたものなので、ファン必見のコレクションになりそうですね。